2010年10月29日金曜日

禁煙35日目<パッチもお休み>

昨日から禁煙パッチ、貼っていません。
二日間、完全に禁煙できているわけで…。
パッチをはらないので、指先も、汗もタバコのにおいがしなくて、
お~。これがほんとの禁煙だわ~。

がまんできなくなるまで、パッチをはるのをお休みしようと思って、
パッチを持ち歩くことにしました。

結局タバコを吸いたくなるのは、
環境とストレスなんだな~と思います。
電車に乗ったり、自転車に乗ったり、絶対吸えない場所に行けば吸いたいとさえ思わないのだから、がまんできるのです。
がまんできなくなるのは、だいたい、ものごとがうまい具合に進んでいない時。
要するにストレスがあるときなんですね。

だから、ストレスのない生活をしなくては。と思います。

私がたばこをやめるうえで、一番励みになると思ったのは、
タバコを吸い続けると肺がこうなるとか、いかに健康に悪いかという情報ではなく、
こんないいことがあるという、よい情報です。

悪い情報はなるべく見たくないし、見てもストレスになるだけなんですね。
よい情報は、前向きになれるのでいいですよ。
中でもいい情報について、また今度書きますね。

2010年10月26日火曜日

禁煙31日目<これから禁煙する人へ>

今日、ニコチンパッチ、10mをもらいに行きました。
すると、クリニックでは、「大変だったのよ、これ、手に入れるの」と、受付の人が行っていました。
なんでも、禁煙する人が予想以上に多く、今は、私が使っているニコチンパッチ「ニコチネル」も、
ファイザー製薬の飲み薬、チャンピックスも品切れ状態だそうです。
「せっかく、がんばって禁煙しているのだから、ここでやめるようになっては困ります」と
薬の問屋さんに言って、私の分は無理に入荷してもらったんだとか。
そんな~。それを私に言われても困りますよね。

これは、JTの陰謀か、あるいは値上げで税収を得ようとする民主党政権の陰謀か。

ともかく、これから禁煙しようとする方は、しばらく、遅らせるか、
禁煙補助剤に頼らない方法を考えたほうが良さそうですよ。

ちなみに、うちの兄きも、薬でタバコをやめたというメールをくれたので、
チャンビックスを使ったんだろうな。

明日からは、私は10mgのをなるべく大切に使うつもりです。
少しでも、補助剤なしでタバコを吸わない時間を増やしていかないと、
次のはもう買えないかもしれないと、覚悟しなくては。

じつは今日は、原稿がなかなか書けなくて、久々に、本気でタバコ吸おうかと迷いました。
この原稿が先週からうまく書けなくて、
もう、ライターなんかやめちゃおうか、
今すぐ逃げたい、知らない国に旅に出たい、いや、失踪しちゃおうか、
というぐらい落ち込んで、うつ状態だったのです。

で、登場したのが、禁煙前に取っておいたタバコのフィルターです。
ストローの先にフィルターだけ付けて、
くわえていました。
それだけでも、唇になつかしいメンソールの味を感じられて、
タバコをくわえている気分でした。

もし、あのとき家にタバコがあったら、吸ってしまっただろうな、と思います。
一ヶ月たって、少し、自信がついてきた今が一番危ないらしいので、
油断しないように頑張ります。

(原稿が書けたので、精神的にだいぶ落ち着いて、
余裕ができたら、また、タバコがほしいと思わなくなりました)

2010年10月24日日曜日

禁煙1か月目<こんなものかな?>

ようやく今日で、一カ月たちました。
ニコチンパッチは、明日から最小の10mgになる予定。
この1週間ぐらいは、はりかえるのを忘れて夕方まですごすこともありました。
でも、やっぱり、パッチなしの生活ができるかどうかは、まだ不安です。
ときどき、パッチをはがして、次のが効いてくるまでの間に、すっごく吸いたくなるけど、
あとは全然、吸いたい欲求はありません。

私がタバコを吸わないので、
今まで2対2だった仕事のチームのバランスが崩れ、
取り残された喫煙派のJさんは、居心地悪そうでした。
ごめんね~。
うちでも、家族のタバコ組は同居人一人になってしまい、一緒に出かけても、
コンビニ前とかでタバコタイムを取る必要がなくなり、
同居人は寂しそうです。
きっと、この一カ月は、日本国中で、こんなバランス崩壊が起こっているんだろうなあ。

でも、タバコを吸わなくなってよかったことは、まだ、それほどありません。
強いてあげれば…
・タバコがなくなったらどうしようという不安で、常に買える場所で買うという面倒なことをしなくてよくなった
・出かけるたびに、タバコが吸いたくて入っていたドトールに入らなくなった
(毎回180円と、時間も30分ぐらい余分に使っていたのですよ。ドトールの喫煙室はタバコを吸う人でも、副流煙ががまんできないぐらいだし、コーヒーもまずいし。
これからは、本当に休憩したい時やコーヒーが飲みたい時は、
今まで入れなかったスタバに入れるわ)
・雨の日や寒い日に、窓を開けずにすむ(今までは、強力な空気清浄機を使いながらも、タバコの煙がこもらないよう、窓を開けていた。でも、同居人はまだ吸っているから、まだ、換気は必要)

このぐらいかなあ。

肌がきれいになったわけでもないし、毛穴が小さくなったわけでもないし、
期待した美容にはあまり変化なし。煙が顔に直接当たらない分、美白になるのかと期待したんだけど。
それにまだ、ニコチンパッチを使っているからお金もかかるし。

禁煙外来に行けば、血液中の一酸化炭素濃度とか調べて、
数字で効果が見られたんだろうけど、私の場合はそれもない。

私の場合はタバコを吸っているときからはじまったんだけど、
においに敏感になっていて、水とか、お肉とか、
思いがけないところで、すっごく嫌なにおいがします。

早く、ニコチンパッチを卒業して、本当の禁煙をしないとね。

本当に禁煙できるかどうかは、
ストレスがあるかないか、にかかっていると思います。
できるだけ、やりたくないことをしないですむ生活をしたいものです。

2010年10月12日火曜日

禁煙16日目<添付文書は読みましょう>

先週の土曜日から、ニコチネルパッチ20に切り替えました。

薬の説明書きには、まず、30を4週間、その後に、20,10を各2週間で、8週間を目標に終了すること、となっているのですが、せっかくタバコを吸わずにいるのに、タバコのにおいだけはキツイというのが腹立たしいので、30を2週間で卒業することにしたのです。

それで、実際、20にすると、ニコチンはそれまでの3分の2に減ったわけなので、
すこ~し、物足りない気もしますが、まあ、大丈夫そう。
これを続けている間に、朝貼って、夜寝る前にはがして寝る、
つまり寝ている間のニコチン補給は止めてみようかな、と思っています。

今までだって、寝ているときにタバコを吸いたいとは思わなかったんだから、
問題ないはずですよね。

ところで、20にしたときに驚いたこと。
その1。薬の値段は6800円と、前とおんなじでした!

パッチは小さくなったし、その分、成分も少ないのになぜ?
クリニックでは、「製造過程がおんなじだからでしょうね」と言っていたけど…。
私が思うに、禁煙補助薬がタバコの価格よりうんと安いのでは、有難みがなくなるから、
だいたい、タバコを買うのと同じぐらいにしているのでは?

その2。副作用がたくさんあること。
じつは、最初は添付文書もよく読んでいなかったので、20になったのをきっかけに、読んでみました。
文書の字が大きいのは、とてもよろしい!さすがは、外資系、ノバルティス ファーマ。
で、副作用のところを読むと、思い当たることがたくさんありました。
とくに精神神経系の症状です。
「頭痛、めまい、倦怠感、異夢、悪夢、集中困難」は5%の人にあったといいますが。
頭痛もあったし、めまいも、一度激しいのがありました、変な夢、悪夢、見ましたね~。倦怠感、集中困難。これは、薬そのものなのか、タバコを吸えないということによるものなのか、判断がつかないけれど。私は5%の一人というわけ?
自律神経系では、「多汗」とか「唾液過多」というのもあるし、消化器では「便秘」もあるし「下痢」もある。他にも、たくさん書いてあります。

私の場合、どこからが副作用なのかわからないのと、症状もそれほど重症ではなかったので、よかったのですが、もし、これからこの薬を使う人がいたら、
使う前に、添付文書をよく読んでおいて(って、いまさらいうか!)
異常があったらすぐ中止して医師に相談したほうがいいですよ。

あ、それから、無事にニコチンパッチを卒業できたら、
そのときは、「吸ったつもり貯金」したいと思います。(何か楽しみがないとね~)

2010年10月8日金曜日

禁煙12日目<あれ? 書けてる>

禁煙を始めてから、一番困ったのが、
タバコなしで原稿を書かなければいけないことだった。

とりあえず、締め切りがきた原稿をひとつは書いたものの、
その後、また、パソコンに向かうのがつらくなり、
原稿が書けない状態が続いていた。

一つ何か終わるたびに、タバコを吸っていた習慣があったので、
タバコを吸わないと、何事も終わった気がしない。
終わった気がしないから、次の行動をとろうという、やる気も出ない。

そうなると、ぼんやりテレビを見たり、新聞を読んだりで、集中もできない。
家事も最低限のことしかできない。

この何日間か、「これはヤバい。ウツになりそう。こんなことなら、タバコを吸って、元の生活に戻ったほうがいいのでは?」という気持ちさえ、ちらほら。

しかし、また、締め切りがぎりぎりに迫ってきて、やらざるを得なくなったところで、
昨日から猛ダッシュで仕事をしたら…、
あれ? 書けてる。

以前のように、タバコを吸わずに、パソコンに向かっても、
全然、つらくない。

塀(パーティション)の向こうで、同居人がタバコを吸っていても、
気にならない。

な~んだ。できるじゃない。
書けない、と思い込んでいた自分がバカだった。
できる、できる。もう、たばこがなくても、仕事ができそう。

しかし、また、気になることが一つ浮上。

さっきたまたま読んだ本に、
10年間禁煙していても、いまだにタバコ吸いたくなるのは、脳の「おいしい」という記憶が残っているから、と書いてありました。

そうかあ。

人類史の中で、飢餓状態を記憶してしまった脳は、
カロリーの高い油や甘いもの、でんぷん質を「おいしい」と思ってしまうけれど、
いまのような飽食の時代に初めて遭遇している脳は、
そういうものをたらふく食べた後でも、
「もう食べるな」という指令を下すことができないのだとか。

だから、ダイエットをするには、脳をだますテクニックが必要になる。
野菜を先に食べて、満腹中枢を刺激するとか、そういうテクニック。

それと同じように、タバコも、「うまい」と脳に思わせず、
「まずい」と思わせる、だましのテクニックが必要なんだ。

ニコチンパッチはそろそろ、中レベルに下げるつもりだけれど、
それと並行して、脳をだますテクニックを見つけなくては。

ごぞんじのかた、ぜひ教えてくださいね。

(みんな、読んでるよ、とは言ってくれるのに、
だ~れも、コメントくれないから、もう、書くのやめようかな~と
さみしくなってきた今日このごろ)

2010年10月5日火曜日

禁煙10日目<太りそう>

まだ、やってる?と、ときどき聞かれるので、経過を報告します。
まだまだ、続いていますよ。

ニコチンパッチさえ貼っておけば、なんとかなりそうです。
ただ、このニコチンパッチ、体内にニコチンを送っているので、
髪の毛とか、汗や口の中は、タバコのにおいがする。

たばこを吸っていないにもかかわらず、タバコのいやなにおいだけあるって、どうよ?

早くパッチなしでいられるようになりたい、と思い始めました。
そこで、クリニックには、20mgの中ぐらいのパッチを注文。

クリニックは、禁煙の専門病院ではないから、
私のような患者はめずらしいらしく、
先生も看護師さんもみな、興味シンシンで、「どうですか? タバコ吸ってない? いいですね~。
きいてるんですねえ。がんばりましょうね~。」
って、肝心の甲状腺のことはすっかり忘れてるほど。

「でも、中ぐらいのパッチでがまんできるかどうか、自信はないんですよね」というと、
先生は、「大丈夫、大丈夫。吸いたくなったら、また、大きいパッチに戻せばいいですから」っていたってお気軽。
まあ、そのくらいのほうが長続きするのかも。

10日目ともなると、最初の緊張感がないせいか
タバコをやめたことをすっかり忘れています。

もちろん、タバコが吸いたくないわけではありませんが、
どうしても吸いたいという気持ちもない、不思議な状態。

きのう、コブクロコンサートに行きましたが、
終わったら、喫煙所に行きそうになりました。

とにかく、タバコを持ってさえいれば、
いつでも普通に再開できそうなので、
絶対、タバコを持たないこと。

それだけは守ろうと思います。

それから、やっぱり、常に、飴を食べたりしているせいか、
おなか周りに肉が。体重には表れてないけど、太りそうなのは、困った。